上越市の柿崎中央海水浴場でのサーフフィッシング。この日は大潮の影響もあり、朝マヅメでの青物狙いを主軸に考えていました。実は上下浜での釣行を第一候補として考えていましたが、早朝から多くのアングラーが入っており、結果的に柿崎中央海水浴場に場所を変更。この判断が思わぬ幸運を呼び込むことになりました。
■コンディション
【日時】2024年11月1日 05:00~10:00
【場所】新潟県上越市 柿崎中央海水浴場
【天候】晴れ
【気温】早朝12℃、日中17℃
【波高】0.5M
【風向】南東
【風速】2~3M
【潮】大潮
【水温】記録なし
■タックル
【ロッド】シマノ ムーンショット’S100M
青物からマゴチまで幅広く対応できる汎用性の高いモデルを選択。特にプラグの操作性に優れており、今回のように状況に応じたルアーチェンジにも柔軟に対応できる点を重視しました。
【リール】シマノ STRADIC’23 4000XG
高い耐久性と滑らかな巻き上げ性能を備えており、青物のような強引な引きにも安定して対応できる信頼性の高いモデルです。
【ライン】PE1号
遠投性能と感度の良さを重視。また、細ければ細いほど潮流の影響を受けにくいため、正確なルアーコントロールが可能です。
【リーダー】ナイロン 20LB(5号)
ショックリーダーとしての強度と、適度な伸びによるクッション性能を考慮して選択しました。
【釣果ルアー】飛び過ぎダニエル(ブルピン)30g・飛び過ぎダニエル(アカキン)30g
早朝の薄暗い時間帯での視認性の高さと、安定した飛距離を確保できる重量を考慮して選択。
波際の濁りが出始めた際に、マゴチを狙うためのカラーチェンジとして使用。赤系のカラーは濁り時に効果的です。
■タイムラインと状況の変化
05:00 現地到着
・上下浜に立ち寄るも満員状態で入れる場所がなく、柿崎中央海水浴場へ移動を決断。
・気温は12℃とやや肌寒いものの、風は穏やか。
05:30 釣り開始
・ブルピンカラーの飛び過ぎダニエルで探り釣りを開始。
・波は穏やかで、遠投しやすいコンディション。
07:00 ワラサヒット
・朝マヅメ時に待望のヒット。
・40cmのワラサをキャッチ。初青物の記念すべき1匹となりました。
・引きは想像以上に強く、慎重なやり取りを心がけました。
08:00 濁りの変化を確認
・波際に濁りが入り始めるのを確認。
・これを機にアカキンカラーへルアーチェンジを決断。
09:00 マゴチヒット
・波際の濁り部分を狙っていたところ、グンっと重い当たり。
・44cmの大型マゴチをキャッチ。こちらも初マゴチとなる記念すべき1匹です。
10:00 納竿
・日が高くなり、活性も落ちてきたため、この日は早めの納竿を決断。
■本日の気づきと学び
【良かった点】
・朝イチの満員の状況を見て、すぐに場所を変更する決断ができた
・濁りの変化を見逃さず、適切なルアーチェンジができた
・初めての青物とマゴチに対して、落ち着いたファイトができた
【改善が必要な点】
・水温計を持参していなかったため、正確な水温データが取れなかった
・マゴチヒット後のポイントでもう少し粘れば、追加で釣果が期待できた可能性がある
【新しい発見】
・この時期の柿崎中央海水浴場は、意外にも良型のマゴチが狙える
・大潮の朝マヅメは、確実に魚の活性が上がることを実感
■次回への課題
・水温計の携帯を習慣化する
・マゴチポイントとして柿崎中央海水浴場の地形をより詳しく調査する
・濁り時の潮の動きをより詳細に観察・記録する
■タックル評価
【ロッド】
青物の強い引きにも十分な対応力があり、マゴチの繊細なアタリも感じ取れる良好な操作性
【リール】
終始安定した巻き上げフィールで、ドラグの効きも申し分なし
【ルアー】
両カラーとも状況に応じた適切な選択ができ、十分な結果を得られた
■まとめ
この日は場所を変更するという決断から始まり、結果的に初青物と初マゴチという二つの記念すべき魚種を獲得することができました。特に印象的だったのは、濁りの変化を見逃さずルアーチェンジを行ったことで、マゴチを狙えたという点です。
柿崎中央海水浴場の新たな可能性も見出せた釣行となり、今後のサーフフィッシングの幅が大きく広がったと感じています。次回は今回の経験を活かし、より計画的な攻略を試みたいと思います。